小諸という街を知っているかい?

Wine Festival

日本ワインが飲みたい、飲みたい。今週は何か日本ワインのイベントはないかな?

と、いつものように思いつきで探していると、9月20日に長野県小諸町というところで地元のワイナリーが参加するワインイベントを発見した。

小諸と言えば先日に東京のウィルトスというワインショップでテイスティングをした「テールドシエル」の醸造地ではないか。

HPを見ているところ約20社ほどのワイナリーが参加される様子。

テールドシエルはすごく美味しかったし、銘醸地の長野を知るにはいい機会だということで行くことに決定。

KOMORO WINE DAYS 2025 秋

公式「KOMORO WINE DAYS 2025 秋」小諸ワイン委員会(小諸市農林課)令和7年9月20日(土)開催日決定! | 『秋の千曲川ワインゴーランド』 小諸ワインデイズ 2025 秋 場所:小諸駅前 停車場ガーデン、せせらぎの丘

残念ながら当日は曇り模様。時折雨も降るが、寒すぎず暑すぎずの良い気温じゃぁないか。

どのワイナリーのどれを飲もうか、ワインリストを見ながら迷う。

迷う。

迷う。

そして適当に決めた最初の1杯は、

ハイン・フック・スパークリング 2023 ジオヒルズワイナリー(GIO HILLS)

Hạnh Phúc Sparkling2023発売 | ジオヒルズワイナリー| 信州・小諸・御牧ケ原 | 風吹く丘のワイナリー ジオヒルズワイナリー 

ジオヒルズワイナリーのフラグシップである「アン・サン・スパークリング」の下に位置づけられるようなランクだと思う。

シャルドネ100%、樽発酵、瓶内二次発酵。

香りは酵母、トースト感が非常に強く綺麗に感じられる。

色合いはスパークリングにしては濃い黄色。VTは2023なので熟成からというよりは樽の色合いがはっきり出ているといった印象。

はっきりとしたグレープフルーツ、少しの苦み、マーマレードやサクランボのほのかな甘いニュアンス。大胆でしっかりとした主張を感じる。

美味しい。早くも今日一番のワインに出会ってしまったかもしれない。

ハインフックとは仕合わせという意味らしい。「幸せ」や「運命」、「巡りあわせ」の意味がありこれは幸先が良いな。

ほかのワインも気になって次の一杯もジオヒルズに。

カムオンシャルドネ 2024 ジオヒルズワイナリー(GIO HILLS)

Cám ơn chardonnay(2024) – ジオヒルズワイナリー オンラインショップ

若いながらもはっきりとした黄色。樽発酵、樽熟成。

先ほどのスパークリングとは少し違う印象。

マロラクティック発酵をしたバタリーなテイストを感じる。フランスのシャルドネのような落ち着きと重厚感がある。野生酵母で発酵しているみたいだから、この酵母の特性かな。

これもすごく美味しかった。

以前の印象が残っているので今日も飲みたくて、次はテールドシエルへ。

レザン アンルージュ 2023 テールドシエル

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メルロー、カベルネフラン、カベルネソーヴィニヨンの3品種を使用。

透明感のある赤。たくさんの赤い花の香り。

フルーツ味というよりは残糖を抑えてある印象。

腐葉土や雨上がりの森、コケなどニュアンスを出したワインに感じる。赤い果実の酸味や花を噛んだ苦みが印象的。しっかりとしたボディを持っていてアフターには少しハーブが感じる。

KOMORO WINE 会場の様子

ワイン用ブドウ栽培で小諸は2023年でなんと50周年を迎えたそうな。

歴史を知りながら、会場では絵が飾ってあったり、丘で座りながらゆっくり飲めたりする。

人が多く集まる東京のイベントも良いが、都会を離れて地元の人たちが愛するこういうイベントは特に心が落ち着いて大好きだ。

小腹が空いたので会場外に

KOMORO WINE DAYSの会場に行く時にすごく気になっていた場所がある。

そう、信州味噌株式会社の山吹味噌を使用した味噌ラーメン

山吹味噌 | 350年の歴史ある信州味噌の公式サイト

外観もオシャレねぇ。大豆を発酵というところからワインに通ずるものがある。味噌文化も世界に広がってほしい。今度、味噌を使ったワインのおつまみを作ってみよう。ちなみにここは酢久商店 小諸本店で限定商品も売っているみたい。ラーメン屋さんにしか入らなかったけど、限定商品を買って帰りたかった。次回はぜひ。

肝心の味噌ラーメンはというと

辛子高菜をトッピング。別皿でしっかり量もあるので白ご飯も食べたくなってしまった。

ラーメンの味わいは思ったより塩分控えめの味噌も上品に感じる。大豆の味が感じられて、さすが味噌屋の味噌ラーメンといったところ。あっさりで食べた後も引きずらない。ナイスッ。

腹を満たし後半戦スタート

会場に舞い戻り、他にもいろいろと飲んでいく。

M シャルドネ2022(オレンジ) カラリアヴィンヤード

Wine & Product | カラリア@トラストアンドアソシエイツ

NUKAJI ROSE 2024 農花

ワインのご紹介 – 農花nouhana

blanc2022 getta wines

またジオヒルズに戻って最後の一杯

ファントムルージュ 2023 ジオヒルズワイナリー(GIO HILLS)

【日本ワインコンクール “銅賞” 受賞】Hương thơm Rouge2023 – ジオヒルズワイナリー オンラインショップ

えっ?テイスティングコメントなどが無いって?

最後はもう酔っぱらってのんびりと飲んでました。25mlや50mlと少量で色々飲めるので本当に良かった。

あとフードは写真を撮り忘れたのだが、「 生物資源利活用研究所の小諸市産鹿肉ソーセージ 黒胡椒」を食べた。すごくジューシーで胡椒が効いていて臭くなく、でも市販のソーセージより風味が強くて噛み応えもあり美味しかった。また食べたい。

「et cetera.の生ハムとチーズのバゲットサンド」も食べた。おつまみにも困らない!

年に2回のイベントらしく(5月?と9月?)また次回開催時も必ずいこう。

本当に満足のKOMORO WINE DAYSでした。

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